岩美町議会 2020-12-16 12月16日-02号
コロナの感染拡大は健康やスポーツも影響を受けていて、スポーツ観戦は無観客試合の措置が全国で相次いでおり、クラスター感染が屋内、スポーツジムで発生したことから、スポーツ施設等の利用制限も広がりました。さらに、長期間の休校措置により学童の学習環境が制限され、運動する機会も失われているので身体活動量の低下を招いています。
コロナの感染拡大は健康やスポーツも影響を受けていて、スポーツ観戦は無観客試合の措置が全国で相次いでおり、クラスター感染が屋内、スポーツジムで発生したことから、スポーツ施設等の利用制限も広がりました。さらに、長期間の休校措置により学童の学習環境が制限され、運動する機会も失われているので身体活動量の低下を招いています。
特に私が今回取り上げました町民体育館や町民グラウンドはスポーツ観戦や自身の試合など、長時間滞在するイベントが多い傾向があり、町民だけではなく、町外の方も利用されます。ちなみに私が鳥取市の体育館に一度行くと、少なくとも半日、2試合、3試合になったら半日以上になることもあります。やはり長時間滞在する傾向であるというふうに思っております。
次に、スポーツツーリズムの観点からですが、これはスポーツ観戦や本大会参加を通じて観光客の誘客を図り、地域の活性化を目指す取り組みで、これは本大会だけではなくて、合宿やキャンプ地の誘致も含まれます。本市では既にクライミングアジア選手権や先日の世界選手権大会、フランスチームの合宿地としての実績もございますし、来年の東京オリンピックキャンプ地の最有力候補とも言われております。
スポーツツーリズムとは、見るスポーツ、観戦です。するスポーツ、大会参加や応援。支えるスポーツ、ボランティアや合宿、大会誘致でありますが、の参加者を周辺観光に結びつけることを目指して行う仕組みのことを意味いたします。
特に、スポーツを実際にする人だけでなく、プロスポーツ観戦などスポーツを見る人、さらに指導者やボランティアなど支える人にも着目した上で、人々が生涯にわたってスポーツを楽しむことのできる環境の整備が重視されています。新法に盛り込まれたこうした新しい視点についても議論をいただきたいと考えております。
今後は、御指摘のような事態が生じないようにするためにも、すべてのスポーツ施設において、あらかじめ主催者に対し、人的サポートも含めて身障者の方々への適切な対応ができる体制づくり、あわせて観戦料の配慮などを働きかけて、すべての市民が、ともに楽しく、気持ちよくスポーツ観戦のできる施設運営に努めてまいりたいと考えております。